農薬散布、種まき、肥料散布、監視等を畑、田んぼの中に入ることなく上空から作業することが出来ます。
産業ヘリと比べてコンパクトかつ軽量であり、小規模なエリアの散布も細かく操作出来るドローンであれば容易となります。
人手不足が懸念されている中での、救世主となります。
ドローンの活用事例とドローンでできること
ドローンとは無人航空機のことで、近年において活用分野は広がっており、市場規模は5年で数倍に膨れ上がるといわれています。
これらのドローンは、配達・運搬などの業務で利用したり、趣味で使ったりと幅広い利用がされています。
では具体的にどのような用途で使われるのでしょうか。
下記に一部の用途を挙げてみました。
農業
物流
通信販売を活用する人が年々増え続けており、物流業界の負担も大きくなっております。
宅配等はドローンで行うことはまだ先の話、と思いがちですが、既に実証実験が山間部だけでなくつくば市でも行われ、身近なものになるのにはそう時間がかからなそうです。
点検・整備
建物や道路、設備などの定期点検の際、特に高所などの危険が伴う場所について高解像度の撮影が可能なドローンを用いることで、危険作業が削減され、高所作業のための経費、人件費、交通整理の費用も抑えられることになります。
空撮
これまで地上から撮影した映像に比べ、新しい視点、高空・低空・閉所での撮影により、映像のクオリティが高くなり、ドローンを用いた撮影は新たな可能性を秘めています。
また、これまでのヘリコプターなどからの撮影に比べると、格段にコストがかからないことも
大きなメリットとなります。
測量
建設業界で使われる測量には、ドローンに最新の測量機器を搭載することにより、上空から
低コストで地形の3Dモデルを容易に作成することが可能です。
スポーツ
選手の動きを上空から撮影することにより、プレーを俯瞰的に確認出来ることは、より戦略的に練習を組み立てることが出来、また試合内容の分析も容易です。
災害時の活躍
小型無人機のドローンは、災害時の危険区域や高所への侵入確認が可能です。
災害救助のための二次災害を減らすためにも、無人機は災害時に活躍出来る機材と言えます。